I S E K I 偏 圧 破 砕 型 環 流 式 掘 進 機
アンクルモールZ & アンクルモールミニ
TCZ-200~500 TCC-600~1500
1,工 法 の 特 長
- ☆アンクルモール工法は、軟弱地盤や崩壊性の砂礫層はもちろん滞水砂礫層やN値50以上の固結土層まで、あらゆる土質に対応するために開発された工法です。
- ☆アンクルモールZは、2号人孔(φ200・φ300)・3号人孔(φ350~φ500)に到達・分割回収可能です(最大4分割回収)。
- ☆粘性土、砂質土、砂礫(玉石は呼び径の約40%)、およびこれらの互層地盤でも掘進できます。
- ☆1スパン100m以上の長距離推進が可能です。
2,発 進 立 坑 標 準 寸 法
呼び径 | 鋼 矢 板 | ライナープレート | 管中心高mm |
---|---|---|---|
200 | 2.8*5.6 | 3.0*5.198 | 800 |
250 | 2.8*5.2 | 3.0*5.198 | 800 |
300 | 2.8*5.2 | 3.0*5.198 | 800 |
350 | 2.8*5.6 | 3.0*5.198 | 800 |
400 | 2.8*5.6 | 3.0*5.198 | 800 |
450 | 2.8*5.6 | 3.0*5.512 | 800 |
500 | 2.8*6.0 | 3.0*5.826 | 800 |
600 | 3.6*6.0 | 3.6*6.426 | 850 |
700 | 3.6*6.0 | 3.6*6.426 | 950 |
800 | 3.6*6.0 | 3.6*6.426 | 1000 |
900 | 4.0*6.4 | 4.0*6.826 | 1100 |
1000 | 4.0*6.8 | 4.0*6.855 | 1200 |
1100 | 4.0*6.8 | 4.5*6.855 | 1250 |
1200 | 4.4*7.2 | 4.5*7.326 | 1300 |
1350 | 4.4*7.2 | 4.5*7.326 | 1400 |
1500 | 4.4*7.2 | 5.0*7.355 | 1600 |
3,発 進 立 坑 配 置 図
4,発 進 立 坑 配 置 図
型 式(TCZ) | 200 | 250 | 300 | 350 | 400 | 450 | 500 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
掘進機外径(mm) | 336 | 375 | 432 | 490 | 545 | 605 | 660 |
掘進機全長(mm) | 2,168 | 1,966 | 2,013 | 2,118 | 2,137 | 2,365 | 2,501 |
電動機出力(Kw) | 0.95 | 1.50 | 2.20 | 3.70 | 3.70 | 5.50 | 5.50 |
回転トルク(tf-m) | 0.22 | 0.28 | 0.48 | 0.84 | 0.84 | 1.20 | 1.20 |
カッター回転数(rpm) | 2.80 | 4.50 | 3.80 | 3.60 | 3.60 | 3.70 | 3.70 |
スラリーパイプ(φmm) | 40 | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 |
取込最大礫径(mm) | 95 | 110 | 130 | 145 | 180 | 190 | 210 |
※TCZ250~300は、2号人孔回収、TCZ350~500は、3号人孔回収が可能
※発動発電機には機内ユニット出力が含まれています。
5,機 構 概 要
本システムはシールド掘進機、元押装置、流体輸送設備及び泥水処理装置 べて遠隔操作盤のところでワンマンコントロールする機構です。
推進機内には先端から順次、カッターヘッド、クラッシャー室、砂取込室、駆動部と方向修正ジャッキ、油圧ユニット、インジケーターと標示板及びテレビカメラが納められており、また、それらの下には、送排泥管が配置されている。
立坑内には元押装置、立坑バイパス、排泥ポンプが設けられ、また、地上には制御用の操作盤、元押油圧ユニット、電気制御盤、送泥ポンプや水槽、沈殿槽及び泥水処理装置が据え付けられ、これらの機械器具の間は制御ケーブル、油圧ホース、送排泥管により接続される。